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DNAとビタミンの関係


先月の記事でインターフェロンというウィルスバスターを話題に取り上げました。

もしかしたら「あれ?」と違和感を感じた方もいらっしゃったかもしれません。

今回は補足的に出典元と合わせて書かせていただきます。

一般的にインターフェロンは肝炎に使う注射として知られていたから違和感を感じたでしょうか。

そもそもインターフェロンやステロイドなどのウィルスバスター成分は

元々は体内で自成している物質です。

これが何らかの原因によって自成できなくなってしまうので

外から補うしかないという発想の順番で薬品化されています。

この何らかの原因は諸説ありますが

大元を辿るとDNAに行き着きます。

DNAというものは先天的に決まっている人体の設計図のようなものなので

人を構成しているタンパク質の数や元素は同じです。

しかしこのタンパク質の配列が

人によって異なるところが設計図によるものです。

タンパク質という塊にしている元はアミノ酸です。

このアミノ酸は可欠アミノ酸と(必須)不可欠アミノ酸があります。

DNAを人体の先生とすると

先生の指示に従う生徒は

アミノ酸たちになります。

先生であるDNAが

毎日生徒であるアミノ酸は足りているのか出欠をとるのですが

人によってアミノ酸の配列が異なり

また必須アミノ酸は外からしか補えないものです。

人間には60兆の細胞があります。

1つの細胞には

配列されている全20種のアミノ酸から10万種類のタンパク質が作られています。

ですからこの膨大に消費されるタンパク質であるアミノ酸を

しっかり取り込んでおく必要があるのです。

このタンパク質を十分に取り込んで合成していくには

触媒となるビタミンやミネラルが欠かせません。

よく車とガソリンの関係に例えられますが

人間の体内をくまなく走り回るタンパク質は車体本体です。

そして車体を実際に動かすガソリンの役割になっているのは

ビタミンやミネラルです。

大量のタンパク質合成には

ガソリンとなるビタミンやミネラルの摂取が必要です。

なぜならタンパク質の配列が人によって異なるからです。

人によっては少量のビタミンでインシュリンを体内生成できる人もあれば

配列が後ろの方でビタミン供給がなかなか行き届かない配列の人もいます。

後者の人は糖尿病になりやすい配列となってしまいます。

まとめると人体の全てを司るDNAという先生が

人体の全てを構成するタンパク質という生徒の出欠をとり

(なければ古い体内のアミノ酸で代替)

必要な生徒(アミノ酸)を車(タンパク質)に詰め込んで

出荷指示をしています。

しかしインシュリンを作る、や毛髪を作るなどの設計図上の順番が人によって異なるため

1つの細胞に10万のタンパク質合成をさせるビタミン(ミネラルは適量)というガソリンが大量になくてはならない。

このビタミン量がたっぷりあることで配列が大きく異なるDNAだったとしても

薬に頼ることなく、自らのウィルスバスターを作っていけるのです。

出典元は三石巌先生という分子生物学が専門の三石理論を参照に

独自の解釈をさせていただいております。

DNAという人体の設計図とは見方を変えると

個人のテンプレートのような鋳型とも捉えられます。

配列は違えど皆同じタンパク質でできているはずです。

なのにイケメンとなったり根暗そうな顔の作りになったり

十人十色構築していきます。

これらの違いをもたらす違いとは

ビタミンの摂取不足によって鋳型が変形しているとも考えられるのではないか

と捉えられます。

体の異変を感じたらまずは大量にビタミンを採りましょう。

読み返すとちょっと小難し内容になってしまいましたでしょうか。


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