ステロイドホルモンの出処

気づけばもう 6月なんですね^^;
ほんと早いです。
お変わりありませんか?
実は先日
知人にがんの再発がありました。
外科手術で 突出した患部は 取り除いたんですが、
患部が突出するほど でしたのでリンパを巡って
全身に転移している 可能性大でした。
覚悟を決めるような気持ちを 持っていたのですが
幸い奇跡的に突出した 患部だけにしかがんはなかったので
経過観察といった状況です。
今後2人に1人は がんになると言われる中で
どう向き合っていけばいいのか 改めて考えさせられました。
必要以上に 不安になる病気でなくなる とも言われていますが
いろんな方面の 専門家の意見があって 正直戸惑います。
突き詰めれば人体は DNAという鋳型が 生まれもって決まっています。
テンプレートのようなもので 壊されてもほぼ同じように 細胞は再生してくれます。
でも人間生きていれば いろんな環境変化に遭遇します。
この環境変化を ストレスとして受け取ってしまうと
人体にとって マズイようにできているのです。
がん細胞の増殖を打ち消しているのは ナチュラルキラー細胞という 通称NK細胞です。
このNK細胞は がん細胞やウィルス細胞に遭遇すると
パーフォリンというミサイルを がん細胞に打ち込みます。
そこから がん細胞が抜け落ちるかのように いなくなってくれるわけです。
でもこのNK細胞には 弱点があります。
その弱点が ストレスに弱いという点です。
人がストレスと受け取ると 副腎皮質から抗ストレスホルモンの コルチゾールという
ステロイドホルモンを放出します。
何故なのかわかっていないようですが、 NK細胞にはこのコルチゾールの 受け皿があるようなのです。
この受け皿で NK細胞とコルチゾールが ひっついてしまうと
NK細胞は瞬時に消滅してしまうのです。
今の医療で ステロイドの処方は 200以上の病に対して 処方されています。
お医者さんがいうんだから 仕方ない面もありますが、
みすみすNK細胞を減らして 自己免疫を落とし、
さらにはがん細胞を 野放しにするような説明を してくれたお医者さんは いませんでした。
癌の早期発見は 20年人体で育ったものを早期発見と言います。
今からでも予防できることは いろいろありますが、
無意識にストレスと感じてしまう 自分の感じ方・思い方の傾向が とってももったいないと思いました。
人生をいいようにいいように 捉えていきたいものです。